2013年くらいにセカロイ社長の小山内さんから「有村くんはクリスタルさんにデモとか渡せばわかってもらえんじゃない?」みたいなことを言われ3年位意識し続けていたXTAL氏と一緒にセカロイに出れちゃうというこの感じ。音楽をまじめに続けているとそんなことばっかりです。
今回のリリースみたいな曲から((((さらうんど)))でのポップスとして強度ある曲まで作れるXTAL氏、僕の主観でいうとこの記事の分類だとかなり満足タイプな人柄であり、更に拠点を東京から長野に移して音楽を続けている。目指すべき人生の先輩として、自分にはかなり理想的な暮らしをしているように見える。
XTAL氏、octatrackをメインのシーケンサーに使ってそれに加えてelectribe 2やらシンセの音をアナログミキサー通して鳴らしていくハードオンリーのスタイル。2015年を席巻したfuture bassをはじめとするキメ過多なぶん殴り音楽から少し離れてみようと思っていた自分に刺さりまくる素敵な4つ打ち中心のセットでした。おれらより上の世代(電気グルーヴとかリアルタイムな人たち)のほうが4つ打ちに真摯に向き合ってる人が多いような。そこに関しては私はぺーぺーです
わたし(右)とXTALさん
曰く「気まぐれでoctatrackだけで曲作ってみたらめちゃくちゃ早く出来て楽しかった」とのこと。前から思ってたけどおれも制作フローにハード機材を入れたい!制作のこと、長野の暮らしのことなどいろいろ話していただきました。そして僕は3年前に渡そうと思って作ったデモ達が入ったUSBを彼に渡しました。わかってくれるであろう人と音楽でコミュニケーションとるのは最高。